中小企業の約6割が「近年リスクは増えていると思う」
一方で、3割以上が対策なし、意識の低さも
~中小企業のリスク意識・対策実態を調査~
【No.21-014】

 一般社団法人 日本損害保険協会(会長:舩曵 真一郎)は、中小企業の経営者と従業員1,031名を対象に、企業を取り巻くリスクに対する意識・対策実態調査を行いました。
 企業は、近年多発している異常気象による自然災害や新型コロナウイルス感染症の流行、サイバー攻撃など様々なリスクに晒されています。また、従業員による情報漏洩やパワハラ・セクハラといった、企業の内部で発生する要因によって損害賠償請求を受けるなどのリスクも抱えています。
 本調査では、多様化・複雑化するリスクに対する中小企業の意識、実際の被害内容や被害額、損害保険への加入状況などについて把握することができました。
 当協会では、災害に強い社会の実現に向けて、本調査結果を活用して、事業者向け保険の普及促進に関する各種取組みを実施してまいります。

調査結果の主なポイント

  1. 1.約6割がリスクの増加を感じるも、3割以上が対策なし
  2. 2.4社に1社が被害経験あり。被害額は「1億円以上」というケースも
  3. 3.「まさか自分の会社が…」担当者から実際に聞いたことがあるとの声も
  4. 4.損害保険で被害を軽減したいリスク「自然災害」「売上の減少」「感染症」
  5. 5.損害保険への加入動機「被害が出ているわけではないがリスクに感じることが多いから」

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