国際資本基準(ICS)

 保険監督者国際機構(IAIS)では、国際的に活動する保険グループ(IAIGs)を対象とする国際資本基準(ICS)の策定を進めています。IAISは、ICSを管轄区域間で比較可能な単一資本基準とすることを目標に掲げており、IAISのメンバー(監督当局)にはICSを最低基準として、より高い基準を設定することが認められるとともに、プロポーショナリティの原則に基づく柔軟な監督措置の実施が期待されています。

 ICSは、ComFrameへの統合を前提として策定が進められています。2019年11月には、2020年1月から5年間のモニタリング期間用のICS Version 2.0(ICS2.0)について合意されました。IAISは、モニタリングの結果を踏まえた調整や市中協議等を行った後、2024年にICSの内容を確定することを予定しています。

 モニタリング期間中IAIGsには、ICS2.0に規定された標準的な算式に基づく数値、およびグループワイド監督者の要請があった場合はその他の追加データ等を非開示ベースで提供することが求められます。また、IAISはモニタリング期間中に、米国等で開発中のグループ資本の算出方式である「合算手法」がICSと比較可能な結果をもたらすか否かを判断することを予定しています。

 ICS2.0の概要については以下をご覧ください。

ICS2.0概要説明資料

損保協会の提出意見

損保協会が過去に提出した意見につきましては、以下をご覧ください。

2021年1月 「ICS・合算手法比較可能性」市中協議に対する損保協会意見

2018年10月 ICS2.0市中協議に対する損保協会意見

2017年9月 ICS1.0市中協議に対する損保協会意見

2016年10月 ICSの第二次市中協議に対する損保協会意見

2014年12月 ICS市中協議に対する損保協会意見

更新:2021.06.04(国際企画部 業務グループ)

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