中学校・高校教員対象夏季セミナーを開催
~リスク管理や保険の教育に関する情報を提供~

 日本損害保険協会(会長:白川 儀一)は、公益財団法人 生命保険文化センターと共催で、中学校、高校の教員を対象とした夏季セミナーを、東京、大阪で開催しました。

 本セミナーは、教育現場で活躍している方に、生活設計と保険に関する知識と理解を深めてもらうために2006年度から開催しています。第17回となる今回は、初めての試みとして、「家庭科向け」「社会科・公民科向け」の科目別でセミナーを開催し、3日間で、全国から計176名の先生方に参加いただきました。
 
 当日の概要は次のとおりです。

【7月28日(大阪)・7月29日(東京)共通】
(家庭科教員向け)『くらしとリスク管理』

10:05~11:15
11:15~12:15
13:15~13:55
13:55~14:45
14:55~16:00

【8月1日(東京)】
(社会科・公民科教員向け)『社会保障教育における「民間保険(自助)」の役割』

10:05~11:15
11:15~12:15
13:15~13:55
13:55~14:40
14:55~16:00

 東教授による基調講演では、成年年齢が18歳に引き下げられたことに伴う若者の消費者トラブル事例やトラブル防止のための消費者教育の重要性に加え、家庭科、社会科・公民科における消費者教育のポイントについてお話いただきました。
 教材紹介では、生命保険文化センターおよび当協会が作成している教材について活用方法等を紹介しました。当協会は、高校生向け教材「明るい未来へTRY!~リスクと備え~」の冊子・パワーポイント・動画を組み合わせた授業展開例などを案内しました。
 アンケートでは、「他校の先生方による工夫を凝らされた実践例を知ることができ勉強になった」との評価をいただいたほか、「授業で利用できる教材等がたくさんあり、それをどのように使うかを紹介してもらって助かった」などの感想が寄せられました。

 当協会では、今後も、教育関係者等に有益な情報を提供し、損害保険リテラシーの向上に努めます。

基調講演の様子
会場参加者によるグループ別情報交換会の様子

こちらもご参照ください

明るい未来へTRY!~リスクと備え~

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