この交差点は、道路幅員約25mの国道1号と道路幅員約50mの市道（中央通り）が交わる四差路交差点であり、市道には、道路中央部分に幅員約20mの緑地帯（中央分離帯）が設けられていることから、交差点の面積が大きく、交差点中心から交差点出口までの距離も長く、右折し終えるまでに時間がかかる状況である。交通量は多いが、比較的スムーズに流れている。

この交差点は、軽傷事故が5件発生している。第一当事者の年代は、すべて64歳以下となっている。

【右折事故】
要因：対向車に気を取られたり、交通閑散に気を許すことなどによる交差点出口の横断歩道上の安全確認を怠ったまま右折したため、横断中の歩行者と衝突した。
予防方策：気の緩みをなくし、集中した運転に心がける。
【右折車と直進車の事故】
要因：自車進路先に気を取られたり、前車が右折したことで対向車はいないものと軽信するなど、前方の確認が不十分なまま右折したため、対向から直進してくる車両と衝突した。
予防方策：だろう運転や脇見運転をなくし、確実な安全確認を心がける。