この交差点は、国道16号と国道254号と県道川越坂戸毛呂山線が交わる五差路交差点である。一見すると十字交差点に見えるが、交差点の北西に一方通行路の入り口となっている箇所があり、五差路の形状となっている。川越市街地方面からふじみ野市方面に進行するときは県道川越坂戸毛呂山線は下り坂となっている。道路を横断する際に、北側、西側には自転車横断帯および横断歩道橋が設置されているものの、東側は横断歩道橋のみであり、南側には横断設備が無い。国道と県道が交差する交差点であり、朝夕の時間帯には渋滞している。歩行者が道路を横断する際に、自転車横断帯を横断するケースが散見される。

この交差点は、重傷事故が1件、軽傷事故が8件発生している。第一当事者の年代は、64歳以下が4人、65歳〜74歳が2人、75歳以上が2人、不明が1人となっている。

【追突事故】
要因：脇見や考え事等、前方注視を怠って運転したことによる。
予防方策：運転に集中し、前車との十分な車間距離を保持する。

【左折事故】
要因：左折した先の道路の安全確認が不十分であったことによる。
予防方策：左折する際は、十分に減速して、左後方をよく確認するとともに、左折先の横断歩行者や自転車の有無を必ず確認する。

【出会い頭事故】
要因：信号灯火の見落としや、左右の安全不確認による。
予防方策：意識して信号を確認するほか、左右の安全確認を確実に実施する。