兵庫県 令和2年の交差点事故状況

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交通事故状況の推移と交通事故の割合

兵庫県の交通事故状況の推移
人身事故における交差点の割合
※データ出典:公益財団法人交通事故総合分析センターより

年代別事故状況

交差点事故における第1当事者および第2当事者の割合
 
65歳以上の歩行中、自転車乗車中の交通事故死者数の割合
※第1当事者とは、最初に交通事故に関与した車両等、運転者または歩行者のうち、当該交通事故における過失が重い者、また過失が同程度の場合には人身損傷程度が軽い者をいい、第2当事者は、第1当事者の相手方となった者をいいます。

令和2年のワースト交差点で発生した事故について(神戸新聞社調べ)

令和2年は、ワースト交差点5箇所で、48件の事故が発生しています。
このうち、右折直進事故(16件)が特に多く発生しています。次いで多かったのが、追突事故(13件)となっています。
交通事故は、自動車だけでなく歩行者・自転車などの行動が原因となることもあります。 交差点を通行する全ての人が、周囲をよく確認しながら、万一の場合にも対応できる速度で無理せず通行するよう、常に心がけましょう。
地図上のアルファベットまたは交差点名をクリックすると詳細ページが表示されます。
※この「ワースト」という表現は、「事故件数の多い順」という意味で便宜的に並べるために付与したものです。
 各事故の状況や損害・被害の程度を加味した順位付けではありません。

地元警察本部の取組

1.警察として注力している交通安全対策
  • 横断歩道合図(アイズ)運動の実施
    令和3年4月より、横断歩道合図(アイズ)運動を県下全域で実施中。信号機のない横断歩道において歩行者、ドライバーがお互いに手やアイコンタクトなどの合図により意思疎通を図り、横断歩道における歩行者優先意識の醸成を促す啓発活動を実施しています。また、毎月11日を「横断歩道おもいやりの日」に指定し、県下全域に周知拡散を図っています。
  • 指導啓発の強化
    横断歩道以外の横断中の死者が昨年を上回るペースで発生していることから、令和3年6月1日より横断禁止道路の横断や車両の直前直後の横断等は歩行者の交通違反として指導啓発を強化中です。
  • ハイビーム活用促進路線の指定
    暗くて見通しの悪い道路において、「人対車両」による交通死亡事故の抑止を図るため、令和3年3月15日より県下各警察署でハイビーム活用促進路線(現在、78区間)を指定し、路線には看板又は啓発幕を設置して活用促進に向けた取り組みを実施中です。
2.交通事故多発交差点の改善について
  • 生田川交差点
    迷走車による進路変更時の事故が多発しているため、交差点での右折車線カラー舗装、案内標識および路面表示の設置を昨年10月に実施しました。
  • 新生田川橋交差点
    迷走車による進路変更時の事故が多発しているため、交差点での右折車線カラー舗装、案内標識および路面表示の設置を昨年10月に実施しました。
  • 湊川公園西口交差点
    路肩を通行する車両が、第1車線の車両と並進して交差点へ進入するなど、左折時の事故が多発しているため、歩道を張り出し道路形状を改良しました。
3.高齢者の交通事故防止・減少に向けた取組
  • 自動車運転者向け・交通安全教室
    KYT(危険運転予測トレーニング)の実施(令和2年中16回/794人)。
    セーフティナビ(自動車シミュレーター)を活用した交通安全教室の開催(令和2年中98回/1,705人)。
  • 自転車運転者向け・自転車交通安全教室
    自転車シミュレーターを活用した自転車交通安全教室の開催(令和2年中247回/9,233人)。
  • 高齢者全般向け・ 交通安全教室
    横断歩道を疑似体験できる歩行者教育システム等の活用(令和2年中150回/4,051人)。
    歩行者シミュレーターの実施(令和2年中32回/1,065人)。

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