国道5号と国道274号、更に国道231号が交わり、南北に走る創成川通は一方通行となる面積の広い複合交差点。交差点の中心部に高速道路（札樽道）の橋脚があるため、日中でも暗く見通しが悪い。札幌市内への流出入口の幹線道路であり、朝夕の通勤時間帯に渋滞が発生する。

この交差点は、重傷事故が1件、軽傷事故が13件発生している。

【追突事故】
要因：脇見運転や漫然とした運転をし、前方車両の動きをよく見ていない。止まれると思い、ブレーキが遅れスリップする。
予防方策：周囲の車の動きをよく見る。冬期間の高架下は凍結が予想されるので、早めのブレーキを心がける。
【右折事故】
要因：右折先の横断歩道上の安全確認が不十分のまま右折し、横断歩道上の自転車と衝突する。
予防方策：右折先出口にある横断歩道付近で、再度安全確認を実施する。
【右折車と直進車の事故】
要因：対面信号機を見落とし、赤信号で交差点に進入し、青信号で右折した相手車両と衝突する。
予防方策：運転に集中し、信号・標識の見落としに注意する。
【左折事故】
要因：左折先の横断歩道上の安全確認が不十分のまま左折し、横断歩道上の自転車や、路上横断中の歩行者と衝突する。
予防方策：サイドミラーの確認と、自分の目で左後方をよく確認する。
【その他】
要因：交差点内での無理な追越し。後退事故の安全確認が不十分。
予防方策：余裕を持った「気配り運転」と、安全確認の徹底を心がける。