この交差点は、六差路交差点で、国道16号と国道122号が交差する交差点である。国道16号は間口3車線、国道122号は間口2車線の道路である。野田市方向から進行するときは、国道16号は下り坂となっている。国道122号の上り線と下り線の間に東北道の高架脚があり、上下線が独立しているため、交差点が広い。さいたま市緑区方向からの国道122号は交差点内の左折帯が無く、第一車線から分離した側道から国道16号に左折する。交差点内の高架に東北道が走り、照明が低く橋桁があるので見とおしが悪い。交差点西方に東北道岩槻ICが近接している。国道同士が交差する交差点であり、双方交通量が多いことから、恒常的に渋滞している。

この交差点は、重傷事故が3件、軽傷事故が7件発生している。第一当事者の年代は、64歳以下が9人、75歳以上が1人となっている。

【追突事故】
要因：前車をよく確認せず漫然と運転していたため。
予防方策：前車との十分な車間距離を保持し、運転に集中すること。
【右折車と直進車の事故】
要因：右折するにあたり、対向車線の安全確認が不十分であった。
予防方策：対向車線を走行する車両は速度感覚が取りづらく、また、二輪車や自転車は車の死角から進行することもあることから、自分の進路の安全を確認しながら右折する。
【出会い頭事故】
要因：信号灯火を見落としたため。
予防方策：法定速度を守り、意識して信号を確認するなど、運転に集中すること。