この交差点は、国道125号バイパス、国道354号、県道および市道が、複雑に交わる立体交差点である。同交差点内には、十字路交差点が2箇所あり、H字の形になる変則交差点である。交差点の中心部に立体交差の橋脚があり、右折する際の見通しが悪い。国道125号、国道354号と県道等の交わる交差点であり、交通量は多く、朝夕の渋滞がある。

この交差点は、重傷事故が1件、軽傷事故が9件発生している。

【追突事故】
要因：風景やカーナビ等の脇見運転や、考え事等の漫然運転による。
予防方策：運転に集中し前方車両の動きをよく見ること、十分な車間距離をとることを心がける。

【右折車と直進車の事故】
要因：右折する際に、立体交差の橋脚が死角となり、対向直進してくる車両が見えにくい。
要因：交差点が変則（H型）であり大きいことから、右折先の方に気を取られ右折進行してしまう。
予防方策：右折する際は、対向車が見える位置までゆっくり前進し、一時停止後さらに確認して右折する。

【出会い頭事故】
要因：信号無視等の交通ルールを守らない、あるいは交差点が複雑であることから、信号の見落としにより衝突した。
予防方策：相手が必ず交通ルールを守るとは考えず、常に自己防衛運転に徹する。