この交差点は、種類に分類するとすれば、十字路交差点であるが、交差点を直進する際は、どの方向からもハンドルを切らなければならない複雑な交差点である。国道50号と県道の交わる交差点で、水戸市街に向かう大動脈であるため、朝夕の渋滞がある。

この交差点は、重傷事故が1件、軽傷事故が5件発生している。

【追突事故】
要因：交差点が大きく屈曲しているため、遠方の状況が判明せず、前車が予測外の動きをとることがあるため、カーナビ等の脇見運転や考え事等の漫然運転をすると、追突する可能性がある。
予防方策：運転に集中し前方車両の動きをよく見ること、なるべく遠方の状況を把握し、十分な車間距離をとることを心がける。

【右折事故】
要因：対向直進車の切れ間のタイミングで右折するため、交差点出口の横断歩道上を横断する歩行者や自転車の発見が遅れ衝突する。
予防方策：対向直進車のみでなく、常に右折進行方向の横断歩道上の歩行者や自転車の安全に配慮して右折する。

【右折車と直進車の事故】
要因：右折する際に、交差点が大きく屈曲しているため、対向直進してくる車両が見えにくい。
要因：交差点が変則であることから、右折先の方に気を取られ右折進行してしまう。
予防方策：右折する際は、対向車が見える位置までゆっくり前進し、一時停止後さらに確認して右折する。

【その他事故】
要因：対向直進車の切れ間のタイミングで右折するため、交差点出口の横断歩道上を横断する歩行者の発見が遅れ衝突する。
予防方策：対向直進車のみでなく、常に右折進行方向の横断歩道上の歩行者の安全に配慮して右折する。