この交差点は、南北道路の信号が時差式となっている四差路交差点である。交差点東側の西進車両は、南北の国道196号に流入するため右左折する車両が多く、混雑しやすい。東西の市道の歩道には自転車通行帯が設けられており、また付近には大学・学生アパート等もあるため、自転車の通行量が多い。朝夕の通勤時間帯に渋滞している。

この交差点は、軽傷事故が6件発生している。第一当事者の年代は、64歳以下が4人、75歳以上が2人となっている。

【追突事故】
要因：前車の動静注視を怠ったことによる。
予防方策：前車との車間距離を保ち、相手の動きをしっかり見て運転する。

【左折事故】
要因：横断歩道上の歩行者のみに気を取られ、少し離れた自転車に気付いていなかったことによる。
予防方策：横断歩道上だけでなく、付近歩道の確認も行い、横断しようとする歩行者等がいれば停止する。

【その他事故】
要因：交差点内で急な進路変更を行い、相手を驚愕させたことによる。
予防方策：車線変更時は後方の安全確認を行うのはもちろん、交差点内では進路変更を行わない。